とある女性誌の取材を兼ねて、
ニューオープンの中華を探検。
香港料理界の第一人者、周中シェフが料理監修するお店。
香港のハイアット・リージェンシーでも人気だったらしい。
ところで、香港料理って、どんなの?
中華料理は、大きく4つに分けられる。
北京、上海、四川、広東料理
北方系の北京料理は宮廷料理が有名で、さっぱりした味が特徴。
魚介類や農産物が豊かな東方系の上海料理は、
今ではお洒落なイメージもあるが、本来は濃厚で深みのある味。
西方系の四川料理は、内陸の湿地なので、食欲を増進させるために、
また保存が効くよう、山椒や唐辛子をたくさん使うのが特徴。辛い。
そして南方系の広東料理は「食は広州にあり」と言われるほど、
食材や調理のバリエーション豊富。
香港料理はそんな広東料理に含まれるものらしい。
とはいえ、香港料理と言われ始めたのは実は最近のことなんだって。
さて、そんな香港料理の第一人者のお店。
外観からして、白くてきれい。
(でも出来立ての建物の臭いがやや気になる)
で、最高に美味しかったのが、写真のこれ。
「周中スペシャリテ、パパイヤ鱶鰭(ふかひれ)蒸しスープ」
パパイヤの実の中身をくりぬき、
極上のふかひれスープが入っている。
上湯をベースにしたあっさり味。
キヌガサダケが入っていて、
これが良い食感、スープを吸い込むスポンジ代わりになる。
驚いたのは、パパイヤを器にすることで、
スープが全く冷めない。
さらに、食べながら内側のパパイヤの壁を少し削ると、
その甘味と酸味で、
味に深みが増すのが不思議。
それにしても、まるでヒーターのように、あんなに保温効果があるなんて。
最後の一口まで、フーフー冷まさないと熱いのだ。
帰り、今話題の、そして、今度番組でもロケする、
西麻布のアイスバーへ。
テーブル、カウンター、グラスにいたるまで、
すべて氷。
寒い。
真夏の昼間に来たいかも。
体がすっかり冷えてしまったので(笑)
温まりに、近くのKEIZOシェフのとこに寄る。
「花の料理人」に出演して以来、
全国各地から、いろんなファンが来店するようになったと
喜んでいた。
その日も、埼玉の奥地から、番組を見て来てくれたカップルが。
ありがたいことだ。
先日の軽井沢の話で盛り上がりながら、
新作「クスクスのレッドカレー」をいただく。
ビーツで赤くしたカレー。
かなり美味しかった。
ちなみに、KEIZOさんも出演する、
「嗚呼!花の料理人」夢のコラボ・キャンプSPは、
今週27日、木曜23時半オンエア。
あと、その日の「どっちの料理ショー」は、ラーメン巌流島。
僕が会議で大プッシュした、博多のすごいラーメン屋、
あの「麺劇場・玄瑛(げんえい)」がついに登場!
お楽しみに!
★『NamSao』情報★
夏はカレー!
ナムサオのカレーは癖になる。
お陰さまで、連日いい感じに盛況です(笑)
最近、お店のジッチャンが
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